理事長挨拶

本日は富士宮建設業協同組合のホームページを開いていただきありとうございます。

この度、第10代理事長に就任いたしました河原崎(かわらさき)利光(としみつ)です。

当組合は、昭和48年7月20日に設立、今年50周年を迎えることが出来ました。これも偏に歴代役員の方々を始め、組合員の皆様の地道な努力は勿論の事、地元の皆様からのご支援の賜物であると心より感謝を申し上げます。

【信頼・協調・誠実】を組合訓として45社の建設事業者で創立し、最大61社の会員数をピークに、現在は25社の組合員で構成し、少数精鋭ではありますが、技術向上の研鑽を重ねながら日々切磋琢磨しております。

「防災・減災」については以前から叫ばれていますが、地球規模で災害が頻発、それも年々激甚化が進んでいるのが現状です。猛暑による山火事の発生や線状降水帯の同一場所での発生により記録的な豪雨を引き起こすなど、想定を遥かに越える被害が起こっています。

災害が起きたら、まず一番に現場に駆けつけるのは建設業者です。人命救助や物資補給のための道路の確保をしなければならないからです。しかしながら、昨今の建設業界では、技術者の老齢化や深刻な人手不足により、人材確保が急務となっています。当組合では、優秀な人材の確保・育成を目指して、ボランティア活動に積極的に取り組み、また、清掃活動用のゴミ袋や宮おどりのうちわへ広告を掲載し、広報活動にも力を入れているところです。

富士宮市と災害時の緊急協力に関する協定を結んでいることから、いざ災害が起きた際には、組合員が一丸となり敏速に最大限の協力体制で対応できるよう鋭意努力して臨んでまいります。

基幹産業としての役割を果たすべく、より住みやすい富士宮市を築く一助を担うよう、今後も市民の皆様からの幅広いご支援をよろしくお願い致します。